機動戦士ガンダム サンダーボルト BANDIT FLOWER
劇場公開日に観てきました。「機動戦士ガンダム サンダーボルド BANDIT FLOWER」「機動戦士ガンダム Twilight AXIS 赤き残影」と2本立てで11月18日から2週間限定で劇場公開されています。
この記事は、Google+で公開していた記事を、このブログに転載しています。
誰もが戦場では哀戦士
確かに、サブタイトルは言い当てています。現在のインターネットにSNSは欠かせません。Facebook、Instagramなど、その時あった状況をネットにアップして、時にはプライバシーの公開を平気になっている状況だと思います。おそらく原作もこの部分への警鐘がテーマとして取り扱っていると感じました。
TV版「機動戦士ガンダム」を劇場公開用にした劇場版ガンダム3部作の2作目の「機動戦士ガンダムII 哀戦士編」という作品があります。宇宙から始まった最初のストーリーは大気圏を突破して、地球連邦軍の拠点がある地球での戦いに繋がっていきます。
本作も、宇宙で出会った地球連邦軍の「イオ」とジオン公国軍の「ダリル」がそれぞれが地球に降り、「イオ」は新型ガンダムのパイロットとなり、「ダリル」はゲリラ活動を続けるジオンの特務小隊の隊長となって、同じ戦場を目指します。
私も戦争体験はないので、あくまで想像の世界で解釈してしまいますが、戦争という異常事態の中で、兵士達が抱える悩みやストレスなどがキレイな表現ではなく、どことなく哀しいトーンで描かれています。
今回の主役は水陸両用
今回のストーリーは地球での戦闘シーンが多いので、水陸両用モビルスーツがメインです。「ゴッグ」や「アッガイ」など、一年戦争で運用された懐かしいモビルスーツの他に、水中での戦闘も可能にした「ガンキャノン アクア」や「アトラス ガンダム」など新しいタイプのモビルスーツも登場します。
脚関節の仕様は、モビルスーツ開発に一日の長があるジオンから接収した設定など、モビルスーツのデザインの細かな部分まで、ストーリー設定がされています。
モビルスーツの装甲が水圧で凹むシーンや、最後の方に登場する「フリージーヤード」にはガンダムファンは、殺されてしまうと思います。
同時上映の作品は
正直、イケてない作品だと思ってしまいました。(個人差ありますよ)キレイ系のガンダムとストーリーなので、リアル戦争をガンダムに求める部類としては、おそらく反対側の作品です。
登場するキャラクターもイケメンなので、私の場合には「サンダーボルト」のオマケ的な作品として観ました。登場するモビルスーツもダブルゼータ以降の機体が多いので、その辺りも今風の作品だと思います。
劇場での特典
劇場チケット購入特典として、入場時に特典が貰えました。カッコ良いと思ったのは、2作品に登場するガンダムが重なり合うビジュアルのポストカードでした。左のガンダムの首を突き出して顔を前に出しているポーズが痺れます。
劇場公開は11月18日から2週間という短い期間なので映画館のスクリーンで迫力のあるサンダーボルトを観たい場合はお早目に。
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